福岡県福岡市生まれ、北九州市育ち。関東を拠点に日本各地で活動しているテノール歌手。大分県立芸術文化短期大学音楽科器楽専攻打楽器に入学後、ベートーヴェン「第九」との出会いをきっかけに転専攻し、同短期大学音楽科声楽専攻を首席で卒業、および東京藝術大学音楽学部声楽科を卒業。
レパートリーは幅広く、殊オペラにおいては出演作品は38作品、演唱役は44役に上る。音楽文化の継承と文化資本の提供を目標に、大型のプロダクションには所属せず、地域密着型の活動を中心としている。
子供の情操教育の分野にも造詣は深く、乳幼児とそのお母さんのためのConcert for Mothersを主宰。2013年から毎月、福岡市と北九州市を中心に親密な空間でクラシック音楽のみを提供するミニコンサートを行っている。（コロナ禍で中断）
Cloud of Arts共同代表、シューベルト作品研究会〈カネヴァス福岡〉講師、河口湖音楽と森の美術館アーティスト、アミーチカント会会員、Voice re-Building Lavo主宰。声楽を故 高見久美子、行天正恭、多田羅迪夫、故 中島基晴、Zeger Vandersteeneの各氏に師事。
現在はボイスリビルダーとして、後進のみならずプロ歌手、また声楽指導者への発声的助言も行っている。探究心を満たす問題解決法と先行指導内容を阻害せずに更なる上達に導く指導法には「目から鱗」と定評がある。